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未来を花束にして〜Suffragettes

JUGEMテーマ:洋画

 

イギリスで起った婦人参政権を求めての運動を扱った映画であり、実話。

 

未来を花束にして〜この邦題から

こんなに硬派な映画を想像するだろうか?

主演は、キャリーマリガン

私のお気に入りの女優であり、他にもヘレナボナムカーター

メリルストリープとくれば、女性の自立を真面目に取り上げるものだと

思っていたが、

邦題は、映画に関わった人に対して

あまりにも失礼なタイトルではないですか?

 

 

モードワッツは、洗濯工場で働く。そこは劣悪な環境で賃金も安い。

しかし、友人の代わりに議会の公聴会で、

工場での働く環境について、友人の原稿ではなく

モード自身の思いを語ることによって、

何かしらの気持ちが芽生えた。

考えることなく当たり前だと思っていた洗濯工場での労働。

 

家には、夫と息子。

男の子であるから、息子には洗濯工場での過酷な労働はないが

では、もし女の子が生まれたら?

素朴な疑問に

夫は、モードと同じだと告げる。

 

女性には未来はないのか?

生まれながらに差別のある社会。

 

それからモードは婦人参政権を求める運動に加わっていく。

 

運動に理解をしてくれない夫から、

離婚を言われ、息子の親権は夫のものとなった。

つまり、法律は男が作り、

その法律によって、親権は男親となっていた。

 

モードの決心は、ここから本物のものとなった。

親権を取り戻すために、女性の参政権が必要なのだ。

だからこそ運動をし戦う。

 

 

公聴会ではあれだけ優しく話を聞いてくれたのに

結局は認めないという発表を聞いたモードたちの口から

「ライアー。ライアー!(うそつき)」と叫ぶのが印象的だった。

 

 

当たり前のように主義主張を唱える現代まで、

過酷な野蛮な歴史があったことをつくづく思う。

 

過激な女性たち。

ガラスを壊し、

ポストは爆破し、別荘も爆弾でぶっ飛ばす。

 

命を賭けて、そこまでしなければ振り向いてくれない社会。

そして、刑務所に入れられ つらい仕打ちを受けても

続けていく勇気。

 

生き方はさまざまである。

しかし、女性だから、男性だからという枠の中で

忍耐するだけが正しいわけでもない。

 

 

モードは、洗濯工場では、ある意味優遇された立場だった。

それは、経営者からの性的虐待があったからであり、

黙すしかない現実があったからだ。

 

だが、

同じようにまた若い女性に繰り返される現実を知った時

彼女の取った行動に溜飲が下がった。

二度と同じ悲しみを味わわせないという決心。

 

自分のためだけに生きるのではなく

社会のために

未来の女性たち、子ども達のためにモードは立ち上がった1人だった。

 

 

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