映画を語ろう。
愛を語ろう。
ローズの秘密の項〜The Secret Scripture

JUGEMテーマ:洋画

 

第二次世界大戦時、疎開先にやってきたローズ

ローズは、美しく誰もが彼女に惹き付けられた。

彼女の真直ぐな眼差しに、ゴーント神父さえも揺れ動く。

夫以外の男性の目をじっと見るな。

最初の出会いの中で、神父はローズに忠告する。

 

時は、40年過ぎ、

取り壊しの決まった聖マラキ病院。

その患者の中にローズがいた。

彼女は、自分の赤ちゃんを殺した罪を背負っていた。

しかし、ローズは否認し続け、

そして自身の名前を本名とは別のローズマクナリティと名乗った。

 

転院する患者たちの再診のために訪れた

精神科医スティーブグリーンは、ローズの無実の訴えを聞き

彼女の大切にしている聖書の存在を知る。

そこには、ローズの日記が綴られていた。

自分という存在が抹消されないように。とローズは書き記す。

 

過去と現在を行ったり来たりしながら、ローズの人生が語られる。

何故にローズクリアという名ではなく

ローズマクナリティと名乗ったのか。

そこには、たった一人の男性を愛し続けた生涯の愛がある。

その人の名は、マイケルマクナリティであり、

二人は、牧師の立会いの中で、結婚式を上げた。

その事実と彼の子を身ごもった事実。

 

40年後のローズ役のバネッサレッドグレイブの演技を

どうしても見たくて、この映画を鑑賞。

実に大柄な女性で、そして品性漂う緑色の目をしている。

回想シーンの当時のローズ役は、ルーニーマーラ〜キャロルの女優であり

前情報のない私にとっては、思いがけないもので、

同じく、緑色の目が美しかった。

 

美しさというものは、美しさゆえに罪を作るのか。

周りの嫉妬の中で、人生を狂わされていく罪なきローズ。

 

 

精神科医グリーンとローズのふれあいの中で、

少しずつ解き明かされる謎。

本当に彼女は、赤ちゃんを殺してないの?

 

看護師とグリーンの手を聖書に置き、ローズが信じて欲しい

と訴えたとき、

グリーンが看護師に尋ねた。

看護師は、「信じる」では、グリーンは?

 

「愛を込めてみたものだけが真実」

 

ローズのこの言葉が痛烈に突き刺さる。

私たちは、愛を込めて何を見る?何を語る?

 

色んなキーワードが出てくる中で、

神に仕えし神父も迷い悩み

こういったところは、信者にとっては見たくないものであるが、

権威と嫉妬とそして漂う愛

最後の結末に、間に合った罪の赦しを思う。

 

ローズのどこまでも愛し続けた純愛があり

クライマックスでは、ジグソーパズルが

みるみる出来上がるように

マイケルの勇敢な死が、尊厳を持って語られ

何故にグリーン医師が再診の医師になったのか理解でき

静かに涙が溢れてくる。

 

緑色の目は、嫉妬。

何故か、そんな事を思い出し、

その目に魅了され嫉妬に狂った人と人生を狂わされたローズ

最後にハッピーエンドであったのに救われました。

 

 

 

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