映画を語ろう。
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ギター弾きの恋〜Sweet and Lowdown 

JUGEMテーマ:洋画

 

ドキュメントタッチで、ある天才ギタリストのエピソードを語る面々。

そのオープニングの顔ぶれに、

ギタリストなど全く知らない私は、実話と思ったが、

最後にウッディアレンによって、

この映画の主人公は、存在せず作り話だと知らされた。

 

その架空の主人公〜エメット。

彼は、世界で癸欧世塙觚譴垢訶刑優タリスト。

彼には崇拝するギタリストがいた。

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そして、つまり、そのジャンゴは、フランスの実在のギタリストであるからややこしい。

どこからどこまで本当?

エピソードを語る面々によって、物語は進んでいく。

 

エメットは、ジャンゴに会った二回とも、感動のあまり失神した。

そして、エメットは、ジャンゴのレコードを聴いて涙する。

破天荒、へべれけ、遅刻魔、金遣いは荒い、わがまま

けれど、演奏したらピカ一さ!

そんなキャラクターを

誰かと思いきや、

ショーンペンが演じている。

 

久々に笑わせてもらった。

憎みきれないキャラクターを何でこうも表現できるのかな?

 

ある日、賭けに負けたエメットは、

口の聞けない小柄な女性ハッティと付き合うことになる。

 

そのやり取りが、どうにもこうにも面白い。

小さな頃、高熱を出して、口が聞けず、頭も少し弱いハッティ。

エメットは、自分の泊まっているホテルに連れて行く。

一曲きかせてやるからさ〜〜〜♪

体に手を回し、頭の弱いハッティを手玉に取ったつもりが、

反対にハッティのほうが、

エメットに積極的に迫り、洋服を脱がせようとする。

 

ちょっと!ちょっと!待ってくれ!

普通嫌がるんじゃないの?

 

あたふたするエメットとの「事の終わり」に、

ハッティが、約束のギターを催促すると、

憎みきれない優しいエメットは、ギターを奏でてくれた。

 

そうだな。。約束だったな。

 

その音を聞き入るハッティの表情がとても素敵。

 

それから二人は、一緒に暮らすことになるのだけど、

自由が好きだから、結婚はしないからね。

それが天才ギタリストなんだよ。と

洗濯屋で働くハッティには、

辞めずに働きなと責任は取らない偉そうなエメット。

 

 

それでもハッティは、彼のために掃除洗濯食事と身の回りのことをやってあげる。

どう見たって、こんなに良い子はいないと思えるほど

ハッティは可愛い。

特にいつも食べている姿がなんとも言えず愛くるしい。

 

その後、エメットは、ハッティを残し家を出て行き

上流社会の女性ブランチと突然結婚する。

上手くいくわけがない結婚。

 

ただ、ブランチが言った言葉は、最後に響いてくる。

ジャンゴとエメットの違い。

そこには、感情をさらけ出したものがあるかどうか。ジャンゴのそれには確かにあり

エメットは、感情を演奏に出すことが出来ていないのだ。

 

ブランチの不倫もあって、

また、ハッティのところに帰ったエメット。

いつもの洗濯屋に行き、

二人で、座ったベンチで、

偉そうにエメットは言い放つ。

「良かったら一緒に来ないか?」

 

口の聞けないハッティの表情がいつもと違う。

ハッティは、結婚していた。そして女の子も生んでいた。

 

エメットにとっては予想外。想定外。

いつまででも待っていると思っていたハッティは、もう誰かのもの。

 

「take it easy!」

日本語の字幕は、「あばよ!」

 

 

そして、その後、ハッティを完全に失ったことが

どんなに大切なものを失ったことかと気づいた時。

時はすでに遅し!だけれど、

大切にしていたギターを壊し、エメットは泣き崩れた。

 

私もバカで、エメットと一緒。

ハッティは、ずっと待ってくれてるとハッピーエンドしか予想しなかった。

 

けれど、ウッディアレンは、映画「道」を再現してた。

あの映画「道」のラストの悲しみを思えば、

ウッディアレンは、救いを残してくれたように思う。

 

エメットは、その後ブランチの言ったとおり、感情をギターにこめることが出来たのです。

素敵なレコードアルバムが残ったと

オープニングの面々は最後に語ってくれました。

 

全編に渡って、ハッティの演技の愛らしさに脱帽。

可愛くってしょうがないです。

だからこそ、二人のジエンドは、余計辛らかった。

 

 

 

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