映画を語ろう。
愛を語ろう。
フューリー
JUGEMテーマ:洋画
第二次世界大戦の最中
ナチスドイツ軍と戦った
戦車フューリー号のクルー5人の物語。

これは、戦争映画か?
それとも何なんだ!
キャプテン〜ドン・ウォーダディ
そして、通称バイブル、クーンアス、ゴルドと言われる面々
彼らは、北アフリカからずっと
一緒に戦い生き抜いてきた。
そのフューリー号に
新たなクルーが配属された。
「前線はどこだ?」
戦闘も知らない、戦車にも乗ったことがない
新米兵士ノーマン。

「ありとあらゆる方向が前線さ!」

いったいこんな奴とフューリー号に乗れるのか。

そして、事故が起きた。
副操縦士として乗りこんだノーマンの
判断ミスで、フューリー号の前を走っていた戦車が破壊される。
ノーマンは、ドイツの少年兵を見つけていたにも関わらず
発砲しなかった。
「子どもだったから」
しかし、その少年兵が、襲撃し、
味方の中佐が死んだのだ。
怒り狂うブラッドピット演じるドン・ウォーダディ
 僕は殺したくない。叫ぶノーマン。
その思いは、いかなる時でも正義か?
ドンは、見つけたドイツ兵を殺すように
ノーマンに命じる。
嫌がるノーマンに
ピストルを持たせ引金を引いた。


       
            
 


これが戦争なんだ。
理想と現実。戦争と平和。

ウォーダディ率いるフューリー号は、
小さな町にやってきた。
防衛戦に参加しない市民を見せしめのために吊るし上げにするナチス。
その残酷な支配を制圧している時
ウォーダディは、民家に隠れているドイツ人の女性二人を見つけた。
ノーマンと一緒に四人で
ひと時の安らぎの時間を過ごす。
 若い二人のつかの間の幸せ。
いつも思うが、戦争時のピアノは
どれだけ、心を癒してくれるものであるかと思う。
ノーマンの優しい音楽が
エマの心に触れた。
どうぞ、このまま。
この時を。永遠を誓い合いたい。

しかし、無情にもドイツ軍の砲撃で、エマの家は破壊された。
がれきに埋もれたエマは、もう死んでいる。
ノーマンは、そのがれきに向かって行こうとしていた。

「お前はキリストか!」

「血も涙もないのか!」
激しいやり取りをするノーマンとクーンアス。

戦争なんだ。今は戦争なんだ。
血も涙も抱えながらも使命がある。
ノーマンをフューリー号に連れて帰ってきたのは、
エマの家でつかの間の食事を
台無しにしようとしていたクーンアスだった。

その町を通過し、フューリー号の次の任務が宛がわれた。

それは交差点を封じ込めること。         
小隊を組んでいったが、敵の戦車に三台撃破され、


とうとう、フューリー号たった一台で
交差点を封鎖することになってしまった。
しかし、その交差点に来た時、地雷を踏み走行不可能となる。
そして、そこにドイツ軍がやってくる足音が聞こえ、
彼らはどう逃げたらいいのか。

ウォーダディがいう。
これが、なんだ。
フューリー号から逃げるなんてできない。
他のクルーは、
さあ、どうするのか。
この映画で、バイブルというクルーが出てくる。
実に何故、バイブルという役が必要なのか。
最後のこのシーン失くして、それは語れない。
彼は旧約聖書のイザヤ書6章を唱える。

その時、主の声を聞いた。
誰を遣わそう?
誰が行くだろう?
そしてー
私は言った。
私がおります。
私を遣わして下さい


これは、イザヤの召命なのだ。
ドンと共に戦ってきたクルーは、
ノーマンに言っていた。
ドンがずっと命を守ってくれた。
そして、そのドンの家で、何を守る。
命より大切な何を守る?

最後の晩餐のごとく、彼らはウイスキーを飲み干す。
ドン
   バイブル
    クーンアス   ゴルド

そして、ノーマンは、この時洗礼名を与えられる マシーンという使徒なのだ
      


彼らは、ここに踏みとどまり、
平和を勝ち取るために戦争を終わらせる使命があった。

交差点の十字路は、
右にも左にも上にも下にも行かない
天と繋がれた場所なのだ。



ラストのこの映像が全てを物語る。

愛を語り、平和を語るためには
戦わなければならない使命の人もいる。
犠牲なくして、求めるられるほど
たやすくない平和。
最後に残ったノーマンの見たものは
何だったのか。


フューリーとは、怒りであり
何を象徴し、その十字で留まったのか。
そして、救ったのか。

映画「神々と男たち」を思い出した。
フランスに脱出することを止め
自分たちの使命を果たし、
アルジェリアで行方不明になった神父たち。
それと同じようにこの映画も深く感動した。
フューリーも信仰の物語のような気がしてならない。


 
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