映画を語ろう。
愛を語ろう。
レミゼラブル〜Les Misérables
 レミゼラブル〜とは、惨めな人であり、
そこには、愛されることのなかった人が存在し、
そして、全編をつなぐものは、「愛」だった。

有名なミュージカルを映画版にしたもの。
ずいぶん昔では、日本では、道徳の時間に教わった話らしい。
一切れのパンを盗んだ罪で囚人となったジャンバルジャンが、
19年の服役後仮釈放される。
しかし、どこに行っても彼を見る目は厳しく、
人を信じられなくなった彼が起こした行動は、
暖かい食べ物と暖かい寝床を与えてくれた司教様を
裏切る行動〜銀の食器を盗んで逃げることだった。
監視下に置かれていたジャンバルジャンは、
逃げる途中で兵士に捕らえられ、
また司教様のところに連れられてくる。

盗人ジャンバルジャンに対して、
司教様は、「兄弟」と彼を呼び、
銀の食器は、ジャンバルジャンが言うとおり、
司教が与えたものであり、
おまけに、彼は急いでいたらしく、
銀の燭台を忘れて行ったと
さらに彼を擁護してくれた。
19年間の間に「人でなし」になってしまった彼を
魂があると言ってくださった司教の愛に目覚め、
その後の彼の一生が主軸となる。

冒頭シーンからスケールの大きさ、
ジャンバルジャンとジャペールの対立。
見所がたくさんで、
どこをとっても泣けてしまうのがこの映画だった。

アンハサウエイ演じるファンティーヌも
娘を思う
その限りない愛の叫びで感動をするし、
ジャンバルジャンの祈りの歌も
心を揺さぶる。

しかし、私が最後に涙して、
思うと涙がこぼれるのは、
レミゼラブル〜惨めな人
その一人ジャペールは、最後に救われたのか。
囚人の子として牢獄で生まれ、
彼が生きていく道は、警察しかなかった。
彼には、法しかなかった。
そして、執拗にジャンバルジャンを追い求めた彼は、
最後に問う。
「法か善か、」
生き方は間違っていたのか、
ジャペールは、
ジャンバルジャンに助けられたことで
戸惑い、
そして、また彼もジャンバルジャンを撃つチャンスがありながら
ひん死の人を救おうとするその姿を見て、
善の心が支配したのか、
引き金を引くことをやめた。
彼の命は、ジャンバルジャンに救われたが、
彼自身の生きる意志の道は閉ざされ、
揚げ句に自害する。
それが悲しいのだ。
この映画で、
無償の愛〜人を愛することが神がいることだと教えてくれるのなら、
すべてのものを救ってほしかった。
あのジャペールも天国で
皆と一緒に歌う姿が見たかった。
ラッセルクロウ演じるジャペールが
とても悲しく残っています。

そして、映画の中で
雨の中死んでいくエポニーヌの歌もとても秀逸です。
雨は、花を咲かすという歌詞がぐっと来ます。

銀の燭台は、ジャンバルジャンの最後まで
彼のそばにあったのも
決して忘れられない映画のシーンでした。
彼の回心の始まりは、
司教を通じて知った神の愛でした。



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